昨日まで暖かかったから余計今日の寒さはきますなあ。せやけど3月の初めは毎年こんなモンやろね。
今年のNHK大河・「風林火山」はけっこう楽しみにしてて、珍しく毎週観てるんですが、わしの感性が鈍いんかのう。なぜその人物がその行動を起こすのか、というのがもうひとつピンときません。たとえば今は武田晴信が父・信虎を追放せんと決意を固める場面、まあ重々しいところなんですが、このままやと単に自分が廃嫡されて甲斐から追放されてしまうがために、意を決したように感ぜられてるんです。少なくともこの物語において、晴信は下々の者のことまで慮るような情愛のある人物として描いているように見えるので、信虎の残忍な性格や暴政ぶりをもっと浮き立たせれば、もっとすんなりと入っていけるような気がしたんやけどなあ。まあ単に凶暴で残忍なだけの人間なんておらんけど、信虎という人物がちょっと優しげに見えて、この状態で晴信が立ち上がって果たして(作中の)世間は納得するのかのう、ていう気がします。ひょっとしたらその辺が来週あたりで解決されるかも知れへんけどね^^;。