どこでも起こりうる

4月22日
海音寺潮五郎氏著「日本名城伝」の熊本城篇の中に『寛永二年(1625)に大地震があって、城が相当破損したばかりでなく、煙硝蔵にあった火薬八万斤に自家爆発して五町四方の建物の瓦が飛び、死者が五十人も出たというほどの損害があったのだが(以下略)』という記述があったので、調べてみると確かにこの年に熊本で地震があったようですね。決して大きな地震が起こらない場所ではないということですね、ただなにもここに限ったことではなく、日本に住む以上はどこでも大地震が起こりうることを覚悟せなアカンということなんやと改めて思いました。とどのつまり、やれ東海じゃ、南海じゃとある特定の地域をクローズアップするのは正直無意味ですね。せめて家だけでも備えを怠らないようにしたいと思います。
ちなみに「日本名城伝」の熊本城篇を改めて読んだのは今回の地震とは関係なく、今の天守閣が創建当時のものか、復興したものかが気になったのが理由です。正解は後者でした。以前に前者ですと話したことがあったんですが、ここで訂正します。