11月17日
朝、保育園へ行くのに娘がどうしても歩いて行きたいと言い張るので、自転車を諦めて徒歩で向かうことにしました。すると表に出て5歩も歩かんうちに「抱っこ」と言い出す始末。その場でひっくり返りそうになりましたが、このままグズグズしていると間に合わない可能性があるので、やむなく娘を抱っこして改めて出発。2歳を過ぎてだいぶ大きくなり、抱っこしてしばらくすると両腕に乳酸が溜まりまくり状態になりましたが、娘の前で「しんどい」とか「キツい」とか「重い」とか極力彼女の前には言わないようにしてます。父親としてのなけなしの矜持ですね。すると「お、がんばっとるな」と思ったのでしょう、娘が掛け声をかけてくれたのですが、『シュッシュ、ポッポ、シュッシュ、ポッポ』。例えば歌であれば一緒に歌っても適当に息継ぎができるので問題ないんですが、先の『シュッシュ…』はなかなかええタイミングで息継ぎができず、一緒に言うてるとだんだん酸欠状態になって、正直これは参りました。なので、とある交差点で信号待ちになったのを幸いに一旦彼女を降ろして体力の回復を図る有様でした。
けどこんな風に娘を抱っこする機会て、長くともあと10年。回数で言えばあと1,000回ぐらいなんでしょうねえ。それを思うと、パンパンに張った両腕もたいしたことないですね。