はじめてのおとまり

7月10日 はじめてのおとまり

「しばらくあわれへんけど、げんきでね」朝出かけるときに娘に玄関先でそう言われて送り出されました。なんでも相方が彼女を保育園へ送った時にも言われたとか。今日はお泊り保育の日。初めて親元、というか母親と離れて一夜を過ごすことになるので、「行きたくないなあ」的な雰囲気を出すのかと思いましたが、案外しっかりしてきたようです。明朝、再会したときに彼女がどんな表情をするのか、今から楽しみです。

娘は保育園にお願いして、夜に久しぶりに夫婦だけで居酒屋さんへ行ってきました。美味しい食べ物や飲み物を堪能しつつ、ふたりでいろんな話をしました。たとえば今度の流行り風邪に関する見解など、時には激しく意見が対立することもありましたが、むしろ意見が違うことを楽しむことができるという、民主主義の醍醐味を味わうことができました。そんな中、ある痛ましい事件について、たしかに自分の欲望、男に逢うためだけに3歳の子どもを1週間以上放置させるなどありえない、100%責められるべきは放置した親なのですが、こんな悲劇が二度と起こらないよう、たとえば一時預かり所のようなものを設置するなど、何かしらのルール作りが必要なのでは、という点はお互いの意見が一致しました。こんな見解になるのは、今は家にいない娘のおかげですね。明日の朝が楽しみです。