阿部野橋から

9月13日 阿部野橋から
午前中に河内松原へ直行。阿部野橋から近鉄に乗ったんですが、かつて祖母の家が針中野にあって遊びに行くのにこの路線を利用していたので、電車に揺られつつ、当時のことを思い出していました。
月に1回ぐらいのペースやったでしょうか、近鉄の学園前から鶴橋まで行って、そこで環状線に乗り換えて天王寺まで。そこから歩道橋を渡って再度近鉄に乗るんですが、歩道橋の上では、おもちゃやらカブトムシやら、色のついたヒヨコやらいろんな物を売ってる人がいたり、毛布1枚にくるまりながらその前に空き缶を置いてる人がいたり、橋の欄干に背中を預けて眠っている人がいたり。なんかごちゃごちゃしてる印象でした。今の阿部野橋の様子とは雲泥の差ですね。
祖母の家までは当時の家から1時間半ほど。でも連絡がよくないと2時間以上かかったのではと思います。行きはええんですが、帰りはみんなクタクタで、でも車内に座る場所がなくて立ちっぱなし。母親の手を引っ張りながら、まだあ?まだあ?て文句言うてた記憶が。そしたらちょうど生駒のトンネルに差し掛かったときに「トンネルの灯りの数かぞえたら」て言われ、ならばと数えはじめたものの、電車が速くて数えきれんかって、もうわからん~、てまた文句言うてたこともあったような。そう考えると今の娘のわがままっぷりは、彼女の父の影響かもしれませんねえ。