3時間44分の奇跡

東京からはるばるやって来たじゃけんさんと、虎党やのにやって来たしもへいさんの3人で、カープ観戦in京セラドームです。早速外野席へ。まあどこか適当な所が空いてるやろと高をくくってたんですが、なんとレフトスタンドは満員。しゃあないのでバックスクリーンの裏を通ってライトスタンドの方へ。ところがこちら側もぎょうさんのファン、しかも手には赤メガホン。流れ流れて落ち着いた先はバックスクリーンから少し右中間寄りの最上段。見た目はこんな感じ。

しかも2メートルほど先のところにコンクリートの壁があって、バックネットにあるスコアボードが全然見えず、BSOを確認するのに首を90度傾げないと見れませんでした。ただ途中で前の席に座っていた家族連れが帰ったので、そちらに移動すると、普通に見ることができました。
大竹の復活マウンドは確かに嬉しかったけど、ポイントゲッターの廣瀬が離脱。点取るとしたらホームランぐらいしかないやろなあ。ただ12球団中最低のチームホームラン数。ここは4番、5番に期待じゃ、と思ってたんですが全く機能せず。ちょっとイライラし始めたところに先にバファローズに1点を取られて、嫌なムードが。ところがこのムードを岩本の一撃が吹き飛ばしてくれました。ただその他にもチャンスがあったんやけど活かすことができず、締まった展開というよりも、じめじめとした重苦しい雰囲気。すると6回にシュルツが打ちこまれて同点に。あ〜あ。もうこれは最低でも引き分けやなあ、と思いつつ最終回、バッターは石原。マウンド上のクローザーの岸田が、球の出所が分かりにくそうなフォームからええストレートをどんどん投げてて、石原はバットに当ててファウルにするのがやっと。この上はこないだみたいにボールに体をぶつけてくれ、てお願いしようとしたら、岸田が急にフワッとしたボールを何を血迷ったかど真ん中に。そのボールをこれまできりきり舞いやった石原が一閃。打球は弾丸ライナーでレフトスタンドまで飛んでいきました。わわ、ホンマにホームランだけで勝った。しかも2001年からの観戦連勝記録、未だ継続中。持ってますねえ。