ムリせんと

地下鉄の電車の中で出発を待ってると、わしが座ってる座席のちょうど反対側に座ってた女の子、20代ぐらいかのう、電話で誰かと、多分友達やろけど、話をしてました。「…そうやねん、昨日から行き始めてさあ、あのう、シュミレーションていうやつ、分かる?部屋の中で車と同じような画面が出てくるやつ。そう。そしたらなあ、気分悪くなってさあ、家帰って、すぐ寝てなあ、朝まで寝てたんやけど、途中で吐いたりしててん」
ムリに免許とらんと、誰かに乗せてもらえるようにしてもらったらええのに。