大逆転というならば

5月3日 大逆転というならば

ちびまる子ちゃんサザエさんが終わってもテレビがついたまま。今話題の百合子おばちゃん風に言えば「ええ、今はStay tunedでございます」というところでしょうか。主にスポーツにおける日本人や日本チームが活躍する映像を流すという番組で、テーマは「大逆転」。もちろん野球も入っていたんですが、WBCでのイチローのタイムリー、近鉄・北川の代打逆転サヨナラ満塁優勝決定HR、星稜高校の8点逆転劇などなど。どれも素晴らしいシーンばかりでした。ただ正直気に入らないのがふたつ。ひとつは近鉄・ブライアントの4打席連続HR。この打棒をもって近鉄がその年優勝したという演出でしたが、大逆転がテーマであれば前年の「10.19」をなぜやらん。それと番組の割と早い時期にGの「メークドラマ」をやってましたが、そら1年で11.5差をひっくり返したのはたいしたモンやけど、もっと大きなゲーム差をうっちゃったチームがあるし、なによりこの11.5の対象チームは我らがカープ。こんな屈辱を受けながらも耐えがたきを耐え、忍び難きを忍んで2016年に優勝したカープ。その象徴となる映像はもちろん鈴木誠也の当時「神ってた」3試合連続の決勝弾でしょう。タイガースのバックスクリーン3連発を入れるんやったらこれも入れてほしかったなあ。それと競馬の場面もたしかにブロードアピールごぼう抜きもええけど、勇気づけるという意味では2011年DWCのヴィクトワールピサをやってほしかったなあ。まあそれ以外のスポーツ、ラグビーをはじめ、サッカー、テニス、ゴルフ、スキージャンプ、ピンポン、バドミントンなどなど。スポーツてやはりええですね、お馬ちゃんだけでもええけど、今日みたいな展開はストレスたまります。嗚呼、ユーキャンスマイル…。彼はやはりわたしと同年代の岩田康誠しか御しえませんでしたか。無念です。