さよなら、ありがとう平成

4月30日 さよなら、ありがとう平成

夕方から娘のダンス教室へ行った以外は、天候がすぐれなかったこともあって、終日みんな自宅でまったり過ごすことになりました。今回、初めてダンス教室での娘の様子を見学させてもらいましたが、娘がコサックダンスが大の得意やということを発見しました。ただダンス教室へ行っていたせいで、今上陛下の最後のおことばをオンタイムで聞くことはできませんでした。9時のNHKニュースで改めて聞くことができましたが、別に皇室崇拝主義者ではないのに、おことばの中に陛下のお人柄がにじみ出ていて、そして「象徴としての天皇」という、子どもにどない説明したらええんやろかと思うほど、極めてあいまいなお立場について、真正面に向き合ってこられたお姿に思いをはせると、思わず感極まってしまいました。日本人に生まれてホンマによかったと思いました。

平成という時代、たしかに大きな災害や事件が数多くありました。そしていろいろ息苦しさを感じる出来事もありましたが、個人的には、かけがえのない人との出会いがあり、中でも教えもせんのになぜかコサックダンスがやたら上手な子と出会い、そして何より、あの弱小のカープが優勝する場面を3度も目の当たりにすることができて、総じて実りある30年余りを過ごさせていただきました。皆さまはいかがでしたでしょうか。皆さまにとって「令和」がたとえほんの少しであっても平成よりええ時代になることを切に願うものであります。どうぞ良いお年を。