ダービー前に

5月30日 ダービー前に

正午近く、NHK杯将棋トーナメントを見てると、TV画面の上に人工知能が判断した形勢判断のグラフが表示されてました。先手が勝率99%に対して後手が1%。終盤でAIは詰み筋が見えたら間違えることがないので、この形勢表示はよくあることです。ああ、このまま先手が勝ちかあ、けど盤面を見たら先手玉の方も危うそうに見えるけど、後手玉に詰み筋が出てるんやろなあ、けど何が正着なのかはさっぱり分かりません。すると数手進んで、先手番の方の指した手、お互い30秒将棋の中です、をAIの形勢判断が後手99%、先手1%と先程と全く逆になりました。1手で逆転するんや、とビックリしましたが、その逆転の筋もわたしには全く見えてません。すると後手番の方が指した手でまた逆転して、結局先手番の勝ちで決まりました。勝負は最後まで分からん、これは今日のダービーでも痛感させられました。エフフォーリアが2着に来るBパターンも一応想定はしていたんですが、手が回らず。保険のみの回収でした。負けなかっただけよかったかな。