初シュノーケル


6時半起床やったけど昨日おとといよりかはマシか。雨が気になってたけど、今日はええ天気になりました。
 朝飯はビュッフェ。レストランへ行くと大きな皿にパンやらサラダやらサラミやらハムやら果物やらが盛りだくさん。その中でパンは美味しくてパクパクと食べてると腹は膨れてきたんですが、これだけなんやろか、例えば温かいものとかはないんかのう。まあこの辺りではええホテルや言うても田舎の小さい島やし、そんな期待したらアカンやろなあと、食べ終わってテーブルを立って回りを見渡すと、レストランの外のスペースに温かいもの、ベーコンやらジャガイモやらご飯やら味噌汁やらが置いてありました。せやけど今日は無理じゃ。
9時過ぎにホテルを出てバスへ。中にはわしらの他に日本人の組み合わせが3組ほど。今日のツアーはこの人たちと一緒に行くんやて思ってるうちに、バスはクト湾ていう所に到着。すると運転手兼現地スタッフ(現地の人)が片言でわしらの名前を呼ぶので、返事すると君らはここで降りろ、とのこと。確かに海の家みたいな建物が1軒建ってるけど、あとは一面の砂浜で、その砂浜にボートが1艘打ち上げられているだけ。遠くの方に船着き場が見えてて、そこにはごっつい船が泊まってるんですが、それやったらあそこの近くまで行くはずやし。どないなるんやとしばらく待ってると、前のボートを何人かの人で一生懸命水辺の方へ押し始めました。ひょっとしたらこのボートに乗るんやろかて思ってると、ガイドらしい体格のいいおっちゃん(現地の人)がこっちを手招き。ボートを押すのを手伝うことになりました。船底が砂にめり込んでて往生しましたが、どうにか水辺まで押し出すことに成功。早速乗り込んで出発。
30分程海の上を進んで最初の目的地であるノカンウイ島に。ほとんど砂浜でひとつまみ程の木々が生えてるぐらいの小さな無人島なんですが、イルデパンへのツアーなんかで写真等が紹介されてて結構有名らしいです。島の上陸時間は小一時間ほど。早速ボートを降りて島を満喫じゃ。砂浜の白、浅瀬の薄い青と深みにさしかかったときの濃い青がくっきりと分かれていて、ホンマにきれいでした。また他の場所より塩分濃度が濃いんでしょうか、何もしなくてもプカプカと浮くことができました。ただ日差しがきつい。遮るモンが何にもないし、日焼け止めをしっかり塗ってきた甲斐がありました。
やがて時間がやって来て今度に向かったのはモロ島。ここも無人島なんですが、ノカンウイよりは大きくて、ボートからでは島の全ては見えませんでした。ここではシュノーケリングです。旅行前日に慌てて調達したシュノーケリングセットをとりつけて挑戦したんですが、最初は見事に塩水を飲んでしまいました。何度かやったことのある相方にコツを聞いて、その後は飲まずに済みました。島の周囲はサンゴ礁が広がっていて、ずっと遠浅。さらに水が透き通っているので、間近はもちろん遠くで泳いでる魚たちを手に取るように観ることができました。ただ実際に手で掴もうとすると、触れることすらできなかったけど。
1時間ほどで昼飯。今回はBBQ。そういえばこの旅行でまともな昼飯て、これが初めてやったです。ただ自分たちで焼くんやなくて、備え付けのテーブルについたときには、既に体長5、60センチほどの鯛1匹と、その半分ほどの大きさのエビが2匹、皿に盛ってありました。ただ先客が何名か。ハエやらアリやらが皿の周りに群がってました。
味付けは多分塩だけやと思いますが、エビはうまかったです。一方鯛の方はちょっとあっさりめで、できれば醤油かなんか欲しかったなあ。しかも裏面があまり焼けてなくて、ナイフとフォークを使って皮と身を離すのにひと苦労。その様子を見ていたスタッフがやって来て同じようにシゴシゴやったけど、やっぱり苦戦。すると別のスタッフに向かって何やらフランス語で言うてるんやけど、もちろんさっぱり分からず。何か世間話でもしてるんかいなて思ってたら最後に「ジャポン」て聞こえてきて、会話の内容がごっつい気になり始めました。せめて英語で話してくれたらなあ。そしたらあと2、3語は分かったのに。
昼食後またシュノーケリングを楽しんだ後、15時ぐらいに最初の港へ。するとちょうどええタイミングでホテルのバスがやって来て、ホテルへ戻りました。
ホテルでの晩飯前にまずはシャワーじゃ、とシャワー口からのお湯を体にかけると、イタタタタ。一応全身に日焼け止めを塗ったつもりでいて、確かに背中や腕とかは大丈夫やったんですが、ふくらはぎは塗り足りなったようで、見ると赤々と焼き上がってました。明日から往生しそうです。